読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

さて、この曲はなんて言ってるのだろう

英語は苦手ですが、洋楽を和訳しながらあれこれ意味を調べたり考えたりするのは好きなので、その勢いで書いています。意訳と偏見だらけですが、ご容赦ください。

Play That Song / Train

f:id:Sasakichi:20170422173024p:plain

Lyrics&訳

Play that song

The one that makes me go all night long

The one that makes me think of you

That's all you gotta do

 

あの曲を弾いてよ

夜明けまで聴いていたい曲なの

あなたのことを思い出す曲なの

だからお願い

 

Hey Mister DJ, when you gonna spin it

My baby's favorite record

She been waiting for a minute

She invited all her friends

And I'm buying all the rounds

And they're all dolled up

DJ please don't let me down

 

なあ、DJさんよ。そろそろ始めてもいいんじゃないか

あいつが好きなレコードさ

あいつさっきから待ってるんだ

もう友達みんなを呼び集めてるしさ

俺もう、皆に大盤振る舞いしちゃってるし

でもってあいつらもまた、皆派手な格好でさ

なあDJさんよ。ガッカリさせないでくれよ

 

When you gonna play that song, now

When you gonna earn that pay

When you gonna play that song

And make my day

She said

 

いつかけてくれるんだな。なあ

ちょっとした小遣い稼ぎだと思ってさ

あの曲をかけてくれて

今日を良い日に出来るなら

あいつ、こう言ってたから

 

Play that song

The one that makes me go all night long

The one that makes me think of you

That's all you gotta do

Hey

 

あの曲を弾いてよって

この夜がずっと寂しくないようにって

あなたのことをずっと思っていられますようにって

ねえ、いいでしょって

ねえ

 

Play that song

The one that makes me stay out til dawn

The one that makes me go ooh

That's all you gotta do

 

あの曲をお願いって

今日はずっと起きていたいのって

ちょっと元気を貰いたいのって

だから、いいでしょって

 

Hey Mister Guitar, when you gonna strum it

My girl just heard this song

And you should play it cause she loves it

Can you get me off the hook

Get them fingers picking now

I'll throw some money in your cup

Mister please don't let me down

 

なあ、ギター弾きさん。いつ始めるんだ

俺の彼女の聴いてた曲を演ってくれたら

いや、なんとしても弾いて欲しい。あいつ、今でも好きな曲なんだ

俺を助けると思ってくれないか

さあ、その指で弾けばいいんだ

お代はそこに入れればいいんだよな

なあ、頼む。ここ正念場なんだ

 

When you gonna play that song, now

Why you gotta hesitate

When you gonna play that song

And make my day

She said

 

いつになったら弾いてくれるんだ。なあ

ためらう必要なんかないだろ

あの曲が聴けて

今日が良い日になるのなら

あいつ、言ってたから

 

Play that song

The one that makes me go all night long

The one that makes me think of you

That's all you gotta do

Hey

 

あの曲を聴かせてよって

幸せな夜を過ごしたいからって

あなたのことを想っていたいからって

だから聴かせてって

ねえ

 

Play that song

The one that makes me stay out til dawn

The one that makes me go ooh

That's all you gotta do

 

あの曲を歌ってよって

夜明けまで起きていたいからって

イヤなことを忘れたいからって

私の為にって

 

Oh, wait till you see my baby

Moo-oo-oove, moo-oo-oove

Moo-oo-oove

Oh, wait till you see my baby

Moo-oo-oove, moo-oo-oove

Moo-oo-oove

Oh, come on now

 

いや、待ってくれ。あいつが現れるまで

あいつに届けたい。伝えたい

この気持ちを解かってもらいたい

もうすこし待ってくれ。もうすぐ来るから

気づいてくれ。伝わってくれ

あいつの心に届いてくれ

よし、今だ。始めてくれ

 

Play that song

The one that makes her go all night long

The one that makes her think of me

That's all you gotta do

Hey

 

あの曲をかけてくれ

今夜、あいつが寂しさを忘れられるよう

あいつが俺の事を思い出すよう

だからかけてくれ

 

Play that song

The one that makes her stay out til dawn

The one that makes her go ooh

That's all you gotta do

That's all you gotta do

That's all you gotta do

That's all you gotta do

 

あの曲を奏でてくれ

あいつが夜明けまで起きていられるように

あいつが前を向けるように

だから聴かせてくれ

なあ、いいだろ

お願いだ

二人の為に

 

この曲について

 どんな場所かがちょっと想像しづらいのですが、DJが居るという事はクラブの中でしょうか(ストリートミュージシャンかもしれませんが)。そして、そこにいるDJやギター弾きに、自分の彼女が好きなあの曲をかけて欲しいとお願いして回るという内容の曲です。

 

 訳さずに聴いたイメージだと、幸せそうな曲だなと思ったのですが、実際に訳して日本語に落とし込んでみると、日本語のチョイスの仕方の問題も有るのですが、途中まで何だか妙に切ない雰囲気に……

 そして一通り訳してみてから、色々検討してみたのですが、結果として4通りもシチュエーションが思い浮かんでしまいました。

 のですが…すみません、やらかしました。以下訂正です  

 

 アップロードしてから気が付いたのですが、この曲、全てが口語表現なので、全部のWhenの後は、doとかareを省略する言い回しで表現されているんですね。なので、シチュエーションとしてはそんなに多岐には渡らないと思われます。※areとかdo無しの為、疑問文としてではなく時制文、もしくは仮定文として読んでしまっていたので、回想録とか空想のようなシーンかと思ってしまいました。おかげで、大分ニュアンスが変わってしまいました。(なので、大幅に訳も訂正しました)

 

 なのでこの曲としては、彼女が好きな曲、そして二人の思い出でもある曲を弾いて貰うようお願いして、サプライズを仕掛けようと言う曲となります。

 うーん、スラングや会話言葉は難しい……申し訳ないです。

 

 さて、この曲は2016年にTrainによってリリースされた曲で、アルバム「A Girl A Bottle A Boat」に収録されています。よくよく考えてみれば、このブログでご紹介する曲の中では珍しく、ここ1年以内の曲となります。

 You Tubeをランダムに再生していて偶然知った曲なのですが、Trainの声質とちょっと昔懐かしさのある曲調に惹かれて、気が付いたら数十回再生した後、結局購入までしてしまっていた曲です。

 

 なお、プロモーションビデオでは、曲が持つメッセージはそのままに、曲の依頼先をDJやギター奏者ではなく、ラジオにしています。そして、そのリクエストが受け入れられて放送される(そして多分、彼女の耳にも届く)という作りになっております。リクエストが読まれた時のパトリック・モナハン(Patrick Monahan)の喜び方がお茶目です。

 


Train - Play That Song (Official Video)

 

 なお、この中に登場するラジオ局「KTRN」は実在するラジオ局で、正式な名称は「K-Train」です。ああ、なるほどって感じですね(笑)。

 また、ビデオ内で出てくるリクエストされた曲の読み上げも、実際のKTRNで放送される時の読み上げと全く同じにしているそうです。こう聞くと、実際のKTRNの放送を聴いてみたいですね。

 

訳、言葉について

 いきなり「She been」ときて、「ええ、hasとかhadが無い……」と思ってしまったのですが、口語の場合はhave、hasは省略することがあるそうです(hadは省略しないそう)。DJに話しかけているシーンなので、口語表現でリアリティを出したんでしょうね。

 以前Singing In The Rain | Umbrellaの時もこのhave、hasが無い問題にぶち当たりましたが、単に省略されていると見れば良かったようです。

 

 上記でも訂正しましたが、When you gonna~ は、きっちり正確に書くと、When are you going to~となり、「~をいつ始めるんだ」となります。同様に、Why you gotta~はWhy do you got to~となり、「なんで~する必要があるんだ」となります

 

 They're all dolled upですが、この人形を意味するdollは、動詞にすると「着飾る」とか「派手な格好をする」いう意味になります。なので、この場合、「みんな着飾られた」という意味になります。

 

 Don't let me downは、「私を落ち込ませるな」とか「私をガッカリさせるな」という意味で使用されます。1番のシチュエーションで読む場合、この「ガッカリさせないでくれよ」というニュアンスを、2番のシチュエーションで読む場合「失敗は許されないんだ」といった押し出すといいかなと思いました。

 

 Strumは、上手い下手関係なく楽器をかき鳴らすというニュアンスで使うそうです。ということは、今回曲を頼んでいる相手のギター弾きは、まだ駆け出しの人なのかもしれませんね。

 

 Can you get me off the hookは、直訳すると「私を窮地から抜け出させることができますか」となります。実際の意味合いとしては「ピンチなんだ、助けてくれないか」という感じでしょうか。

 

 最後の方でMoveが繰り返し出てきますが、このMoveは「動く」だけでなく「感動させる」という意味でも使います。また、「ちょっとどいてくれ」という意味で使うことも出来ます。

 その為、このMoveの繰り返しは「彼女に感動を与えよう」という意味と「彼女が来るから皆どいてくれ」という意味の両方が入っていると思われます。彼女へのサプライズなのだとしたら、特にこの「皆どいてくれ」のニュアンスが有るといいですね。

Human Nature / Michael Jackson

f:id:Sasakichi:20170414020425p:plain

Lyrics&訳

Looking out

Across the nighttime

The city winks a sleepless eye

Hear her voice

Shake my window

Sweet seducing sighs

 

目に映るのは

この夜の向こうで

片目を瞑る眠らない街

ああ、呼ぶ声が聞こえる

この窓を伝って

甘い誘いの吐息にのせて

 

Get me out

Into the nighttime

Four walls won't hold me tonight

If this town

Is just an apple

Then let me take a bite

 

出してくれ

この夜と言う世界に

今夜、この部屋は僕を留めおけやしない

もしこの街が

ただの林檎だったらならば

どうか一口、その味を 

 

If they say

Why, why, tell 'em that it's human nature

Why, why, does he do me that way

If they say

Why, why, tell 'em that it's human nature

Why, why does he do me that way

 

彼らはこう言うかもな

何故、どうしてって。誰か教えてあげてよ。普通、こういうもんだろうって

何故、どうして、何が僕にあんな道を

彼らはきっと言うだろうな

何故、どうしてって。誰か言ってやってよ。人間、こんなものだろうって

何故、どうして、彼は僕にあんな生き方を

 

Reaching out

To touch a stranger

Electric eyes are everywhere

See that girl

She knows I'm watching

She likes the way I stare

 

手を伸ばすんだ

見知らぬ人にも

そこら中で機械仕掛けの目は睨んでるけど

あの娘に目をやる

あの娘、僕がずっと見てるのを解かって

僕に見られるのを楽しんでる 

 

If they say

Why, why, tell 'em that it's human nature

Why, why, does he do me that way

If they say

Why, why, tell 'em that it's human nature

Why, why does he do me that way

 

誰か言うだろう

何故、どうしてって。彼らに伝えてよ。皆そんなもんだろうだって

何故、どうして、何が僕にあんな役を

誰かが口にする

何故、どうしてって。でも誰か言ってよ。皆こうだろって

何故、どうして、誰が僕にあんな人生を

 

I like livin' this way

I like lovin' this way

 

こんな生き方でいたいんだ

こんな生き方が好きなんだ

 

(That way) Why why

(That way) Why why

 

何故。あの自分じゃなければ

どうして。あの自分じゃなければ 

 

Looking out

Across the morning

Where the city's heart begins to beat

Reaching out

I touch her shoulder

I'm dreaming of the street

 

目に映るのは

朝もやの向こうで

鼓動を始め、息づいた街

手を伸ばすんだ

ああ、触れていたいんだ

僕はまだ街を夢見る

 

If they say

Why, why, tell 'em that it's human nature

Why, why, does he do me that way

If they say

Why, why, ooo tell 'em

Why, why does he do me that way

 

皆こう言う

何故、どうしてって。誰か解かってくれよ。皆と同じってだけなんだ

何故、どうして。何が僕を決めつけた

皆言うんだ

何故、どうしてって。誰か解かって……

何故、どうして。誰が僕を決めつけた

 

この曲について

 歌詞からシチュエーションを読み解くのがものすごく難しいのですが……確実なのは、主人公は夜の街に出たいけど邪魔があるという状況、そうしたいことに対して周囲が「何故?どうして?」と言っていること、夜の街に出るなんて普通の事だよねという主人公の主張の三つです。

 

 最初、主人公の目には夜の煌びやかな街が映っており、その中に入っていきたいと思っています。しかし、街と主人公との間は窓と壁で隔てられており、おいそれと敵わないようです。しかし、そんなものも乗り越えて、この日、主人公は夜の街に繰り出します。

 

 その行動に、周囲は何故?と思うようです。恐らく、主人公は周囲から、そんなことをするような人じゃないと思われているのだと思われます。品行方正な優等生、色んな人から尊敬されている人のようなイメージでしょうか。

 ですがどんな人だろうと、賑やかな夜の街に心躍らない訳がありません。そう考えれば、それなのに何故自分だけはそれに触れてはいけないのか。皆が楽しむように、自分だって楽しみたい、皆と同じなんだという渇望が見えてきます。

 

 そして、その後で上記を決定づけるキーワードが出てきます。That wayとThis wayです。This wayは、夜の街に繰り出して名前も知らない人と遊んだり、女の子に気のある視線を投げたりと、そんな時間を楽しむこと。そしてThat wayは、明示はされていませんがこのThis wayとは正反対のイメージの自分でしょうね。そして恐らく、周囲が主人公に対してそのThat wayのイメージであることを望んでいることと、自分は決してそうではないというギャップに苦しんでいるのだと思われます。そして、自分だって普通で当たり前の、皆と変わらない人間なんだという主張が、タイトルの「Human nature(人間の性)」になるのかなと思われます。

 

 さて、この曲は皆さんご存知、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)によって1982年にリリースされた曲です。この曲を訳してて、主人公は高校生くらいかなという印象だったのですが、小さいころから既にスターであり周囲の目もあったマイケルの事を考えれば、まさに彼自身のことかもしれません。

 


human nature - michael jackson

 

 普段は別段マイケルの曲を聴くことがあるわけでは無いのですが、何故か最近、三日連続でこの曲を耳にしたので、これも何かの縁かなと訳してみました。でも訳してみると、それまで別段何とも思わなかった曲も不思議と好きになりますね。ちょっとレコチョク行ってきます(笑)

 

 また、この曲はgleeでサムがメルセデスとよりを戻そうと、デュエットでこの曲を歌います。よりを戻さないことに意地になっているメルセデスに対して、好きになっちゃったものは仕方ないだろっていう想いや、意地になってないで自分に素直になりなよという想いを、このHuman Natureの歌詞に託していることになるんでしょうね。

 


GLEE - Human Nature (Full Performance) (Official Music Video) HD

 

訳、言葉について

 難しい単語や言い回しは多くないと思うのですが、解釈に困る言葉は大量にある曲だなと思います。まず、SeeとかHearみたいに主語抜きでいきなり動詞から始まる言い回しは、通常だと命令・指示の言葉ですが、この場合は主語のIが省略されている形と解釈しないと、後の言葉との辻褄が合わなくなってしまいます。(見る、聴くを指示する場合、LookやListenを使うのが一般的と言うのもあるのかもしれませんが)

 

 また、最初の方でHear her voice、そして最後の方でI touch her shoulderというフレーズがありますが、このherは街そのものを指していると思って良いと思います。

※余談ですが、gleeメルセデスが歌った時は、ここはちゃんと(?)hisになっています。

 

 一番困ったのは、サビで出てくるWhy does he do me that wayです。直訳すると「何故彼は私にしたのか、この道を」となりますが……多分、「何故彼は私にこの道を行かせたのか」ということでしょうか。だとしても、「彼」って誰という話になるのですが……多分、自分の関わってきた人の中の誰かとか、世の中とか、運命とか、神様とか、……とにかく「誰だか解からないけど誰か」という意味合いで解釈して訳しました。

The Anthem / Good Charlotte

f:id:Sasakichi:20170410021340p:plain

Lyrics&訳

It's a new day, but it all feels old

It's a good life, that's what I'm told

But everything, it all just feels the same

 

新しい日だとさ。どこがだよ

イイ暮らしなんだと。周りが言うには

だが俺に言わせりゃ、「停滞」の一言で片付いちまうな

 

At my high school, it felt more to me

Like a jail cell, a penitentiary

My time spent there only made me see

 

高校生活。余計悪ぃや

まるで牢屋だ。ム所の中のな

まあでも、ここで過ごして見て分かったよ

 

That I don't ever wanna be like you

I don't wanna do the things you do

I'm never gonna hear the words you say

And I don't ever wanna

 

お前みてぇには絶対ぇなりたかねぇ

お前と同じことはやりたくねぇ

お前のいう事は二度と聴きたくねぇ

そうさ絶対ぇゴメンだ

 

I don't ever wanna be you

Don't wanna be just like you

What I'm sayin' is, this is the anthem

Throw all your hands up

You, don't wanna be you

 

お前の生き方なんざ絶対ぇゴメンだ

お前みたいにゃ絶対ぇならねぇ

何が言いてぇかってとだな、それこそが俺たちの誇りなんだ

さあ、両手を思いっきり振り上げようぜ

お前、今の自分がイイだなんて思ってんじゃねぇよ

 

Go to college, a university

Get a real job, that's what they said to me

But I could never live the way they want

 

大学だとか、エリートだとか

真っ当な仕事だとか、皆そんなことばっかり言いやがる

だが、そんなお望みの人生なんざまっぴらゴメンだ

 

I'm gonna get by and just do my time

Out of step, while they all get in line

I'm just a minor threat, so pay no mind

 

俺は俺だけの生き方でやってくさ

皆がおキレイに並んでる間に、他のどっかに一足お先だ

大してお前らの邪魔にはならねぇよ。気にすんな

 

Do you really wanna be like them

Do you really wanna be another trend

Do you wanna be part of their drill

'Cause I don't ever wanna

 

お前、ホントにアイツ等みてぇになりてぇか?

ホントに世の中に流されるだけでいいのか?

ホントに何かの機械の歯車でいいのか?

だったら、俺は絶対ぇに

 

I don't ever wanna be you

Don't wanna be just like you

What I'm sayin' is, this is the anthem

Throw all your hands up

You, don't wanna be you

 

お前にだけは絶対ぇなりたくねぇ

お前みてぇにだけはな

これは俺等なりの讃歌だと思ってくれ

その手を突き上げるんだ

お前は、今変わらなきゃいけねぇ

 

Shake it once, that's fine

Shake it twice, that's okay

Shake it three times, you're playing with yourself again

 

見方を変えろ。そうだ、いいぜ

今までを疑え。それでいいんだ

常識なんざクソくらえだ。取り戻せよ。「お前」ってモノを

 

You, don't wanna be just like you

What I'm sayin' is, this is the anthem

Throw all your hands up

Y'all got to feel me, sing if you're with me

 

お前は、今のお前になっちゃいけねぇ

言ってるだろ、これは俺たちの魂の歌だ

拳を上げるんだ

解かったんなら一緒に唄おうぜ

 

You, don't wanna be just like you (be just like you)

This is the anthem throw all your hands up

Y'all got to feel me, sing if you're with me

 

そうだ、そんな殻なんかぶち破っちまえ

俺達の魂の叫びだ、両手を突き上げろ

解かってんだろ、一緒に叫ぼうぜ

 

Another loser anthem (whoa)

Another loser anthem (whoa)

Another loser anthem (whoa)

Another loser anthem

 

俺もお前も

負け犬の一人

そんな俺等を

誇らしく叫ぼうぜ

 

この曲について

 日本でもよく、代わり映えしない日々を「判で押されたような毎日」と表現することが有りますが、それを徹底的に批判した曲のようです。が、批判の矛先はそんな毎日が送られている世の中と言うよりも、そんな世の中に流されてしまっている一人一人に向けられているようですね。そして、その一人一人と言うのが、聴き手側である我々なのかなと。

 

 言われた通りに進学して、望まれるままに安定した職業につき、特にはみ出すことも無く横並びに生きている。そしてそれが良い生き方だと教わる……まあ、大抵の人は何かしら心当たりのある生き方でしょうね。

 

 しかし、そんな我々みたいに、俺はなりたくないと歌い手に言われてしまいます。これを聴いた時、上記のような何の変哲もない毎日を送っている人には「私だって本気でなりたくてなったわけじゃないわい」という気分になるでしょうね。そしてその上でサビの最後に、本当にあんたは今のあんたのままでいいのかという問いが畳みかけられることになります。

 

 普通とか常識めいたことはどこかに置いといて、自分自身が本来どういう人間で何を望んでいたのかを思い出し、それを堂々と誇ればいいと言うのがこの曲のコアとなるメッセージと思われます。そして、その自分に忠実に生きていられる人を讃える歌が、この「The Anthem(讃歌)」というタイトルになるのかなと思います。

 

 話は変わりますが、個人的にこのサビに使われている歌詞とメロディの運びは面白いなと思います。Bメロとサビを繋げた場合「I don't ever wanna be you, don't wanna be just like you」、つまり「俺はお前みたいにはなりたくない」という自分の姿勢を宣言する言葉になりますが、終盤のサビ部分だけを切り取った個所は「You, don't wanna be just like you」となり「お前、今のお前のままでいたいだなんて思うな」という、相手への警告へと変化します。歌詞を変えなくとも、繋ぎを変えるだけで意味が変わると言うのは、あんまり他には無い手法じゃないでしょうか。

 

 さて、この曲は2002年にグッド・シャーロット(Good Charlotte)によってリリースされた曲で、アルバムThe Young And The Hopelessに収録されています。このブログで以前ご紹介したMakes No DifferenceBelieve同様、エリート・ビート・エージェント(Elite Beat Agents)という音ゲーにも収録されており、僕がこの曲を知ったきっかけとなったのもこのゲームです。

 


Good Charlotte - The Anthem

 

 また、なんでそうしたのかはよく覚えていませんが、僕が学校の課題以外で、洋楽の歌詞を初めて自力で全訳したのはこの曲だったので、個人的にはちょっと思い出深い曲です。(当時結構苦労したので、じゃあ次に他の曲も訳してみよう……という感じには繋がりませんでしたが)

 

 余談ですが、gleeで「Anthem」がテーマとなった回があったので「お、The Anthem歌われるかな」と、こっそり期待したのですが、歌われずにがっかりした記憶が有ります(笑)

 

訳、言葉について

 まずタイトルの「Anthem」は一応「讃歌」と訳されるのですが、個人的にはこの言葉を綺麗に表す日本語の単語は無いのではないかなと思います。あくまで何となくですが、「讃える歌」と言うよりは「誇る歌」と言った方が、ニュアンスには忠実に思えます。ですが「誇歌」なんて言葉も無いので、仕方なく「讃歌」という単語で代用しているような、そんな気がします。

 

 Penitentiaryは「刑務所」の事ですが、物凄く紛らわしいことに、Penitentiallyという言葉もあります。こちらは「悔やまれる」という意味ですが……聴き分け出来る気がしません。(まあ、一応名詞か副詞かの違いが有るので、語順で判断できるのかもしれないですが)

 

 Pay no mindは、Pay mindで「気にする」とか「構う」と言う意味なので、反対の「気にするな」「構わないでくれ」という意味になります。

 

 Part of their drillのdrillは、地面に穴を掘るドリルではなく「定められた手順」という意味の方のドリルかなと思います。つまり、Part of their drillで、「世の中を正常に回す為の一つの部品」というようなニュアンスになるのかなと。

 日本語でも問題集を意味するドリルが有りますが、これはこの「定められた教練手順」のニュアンスに則った言葉かなと思います。

 

 Shakeはこの場合「振る」よりも「振り払う」のニュアンスで訳せばいいのかなと思います。振り払うというニュアンスを正確に押し出したい場合は「Shake 何々 out」なのかもしれませんが、Shake単体でもこの「振り払う」というニュアンスは内包しているようです。

Barbra Streisand / Duck Sauce

f:id:Sasakichi:20170401015943p:plain

Lyrics&訳

Barbra Streisand

 

バーブラ・ストライサンド

 

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo

Barbra Streisand

 

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウ

バーブラ・ストライサンド

 

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo

Barbra Streisand

 

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウ

バーブラ・ストライサンド

 

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo

Barbra Streisand

 

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウ

バーブラ・ストライサンド

 

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo

 

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウ

 

Barbra Streisand

 

バーブラ・ストライサンド

 

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo

Barbra Streisand

 

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウ

バーブラ・ストライサンド

 

Oo-oo oo-oo oo-oo whooo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo oo-oo

Oo-oo oo-oo oo-oo whooo-oo

Oo-oo who-oo-oo whooo-oo

Barbra Streisand

 

ウウウ・ウウウ・ウウウウーウー

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウ・ウウウ・ウウウウーウー

ウウウウーウウウーウウ

バーブラ・ストライサンド

 

Oo-oo whooo-oo oo-oo whooo-oo

Oo-oo whooo-oo oo-oo whooo-oo

Oo-oo whooo-oo oo-oo whooo-oo

Oo-oo whooo-oo

Barbra Streisand

 

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウウーウー

ウウウウーウウウーウウ

バーブラ・ストライサンド

 

Barbra Streisand

 

バーブラ・ストライサンド

 

Barbra Streisand

 

バーブラ・ストライサンド

  

このウーウウウーウーについて

 ウウウウーウウがウーウウウーウーでウウウウーウウとなり、結果としてウーウウがバーブラ・ストライサンドとなるウーですね。一見ウウウウーウウウーウウウーウーがウウウウーウーですが、ウーウウウーウーがウウウウーウーともとれる、実はちょっと深いウーウウウーウーなのではないかと思われます。単に、ウウウウーウウウーウウウーウーがバーブラ・ストライサンドになっているのではない点に面白さがあるのではないかなと。

 

 また、曲の後半ではウウウがウウウで、それを受けてウウウウーウーという、およそバーブラ・ストライサンドとは関係ない展開を見せますが、それが実はウウウウーウウウーウウウーウーへの布石となっています。これは、一時期はウウウだったバーブラ・ストライサンドが再びウウウウーウウウーウウウーウーとなる点を表現していることになり、結局のところ最終的にはバーブラ・ストライサンドとなります。

 ただ、最後のフレーズは前のフレーズとカットが切れているとするかそうでないかで、バーブラ・ストライサンドなのか、それともバーブラ・ストライサンドなのかで、人により解釈が変わるかもしれませんね。そして、ここの二つの解釈こそが、タイトルの「Barbra Streisand」に繋がるのでしょうね。

 

 一見、謎めいた曲に見えますが、こうして見ると意外にシンプルな内容を歌っているのではないかなと思われます。

 

 さて、このウーは紀元前826年から宇宙世紀0093年の間の何処かで、ダック・ソース(Dack Sauce)という謎の二人組によって作られたという伝説が残されている曲です。

 この中に頻出するバーブラ・ストライサンドとは、ミュージカル「ファニーガール(Funny Girl)」で一躍有名になった女優の事です。ただ、不思議なことにこのダック・ソースとバーブラ・ストライサンドの関係性を示す歴史的資料は未だに見つかっておらず、現時点では単に同姓同名の別人、或いは実は人名ではない別のものではないかという説も有力視されています。

 


DUCK SAUCE - Barbra Streisand (Official Video)

 

 また、ドラマ「glee」では、主人公レイチェルが自分の容姿(特に鼻)のことで落ち込んでいるのを励ますシーンで使用されております。これは、レイチェルがバーブラに傾倒している点、及び、バーブラもまた同じく鼻が容姿の点でウィークポイントだったと言われている点から選択された曲と思われます。しかし、何故ショッピングモールに居る全員が彼女の為に歌い踊り狂っているのかは良く分かっておらず、第23代世界7不思議の13番目に数えられています。

 


Barbra Streisand [EELG]

 

訳、言葉について

 別段、特別な表現が使用されている訳ではないので、特に解説するような内容も無いかなと思います。ただ一説には、この曲はモールス信号になっているという説が有ります。(僕が作りました)

 頻出するウウウウーウウウーウウウーウーですが、これはモールス信号にすると

 

 ・・・ -・・ -・・ --

 

 となり、それぞれアルファベットに変換すると

 

 ・・・ S

 -・・ D

 -・・ D

 --  M

 

 となります。これは、Streisand Designates Direction (of) Musicalとなり、「ストライサンドはミュージカルの方向性を示す」を意味します。つまり、偉大な大女優を讃えるメッセージが裏に隠されているということですね。なかなかニクい演出だなと思います。

 

※なお、本日は4月1日です。